東山(とうせん)は、鳥取県智頭町と若桜町の境にある標高1388mの山で、中国地方で4番目の高さを誇ります。
大山、氷ノ山、烏ヶ山の次に高い山ということになっているようですが、大山の横にある三鈷峰は含まれていないので、大山系列はみんな大山として考えられているようですね。
でも、三鈷峰は、大山とは独立している感じはしますが、それを考えても中国地方5番目の高峰です。
私は、相当登山をしていますが、家からも日帰りで登りに行ける位置にあるにもかかわらず、中国地方4番目の高峰をここまで登っていませんでした。
それは、なぜかというと、正式な登山道がないからです。
ただ、ヤマップとかをみると登山ルート(この尾根を登っていくんだよ的な)は設定されています。
ということで、今回の東山登山となりました。
東山の登山口として設定されているのは、芦津渓谷から沖ノ山林道を登って行った標高900mちょっとの地点にある東仙宿舎跡と言われる地点と、町境界にある峠ですね。
なので、登る高さは450mくらいです。
智頭方面からの沖ノ山林道は、舗装林道で道幅としては大体1.5車線位ありますが、完全1車線区間もあります。林道と考えるとかなり太い方だと思います。
私は、東仙宿舎跡の方がメインぽいので、そこから登ることにしました。
登山口?の地図を載せておきます。
駐車場は、その地点の林道横に広場があり、10台以上停めれると思います。

トイレなんですが、ここに来るまでの芦津渓谷とかにありますので、そちらを利用しておいた方がいいです。
用意をして準備運動を済ませて、登山開始です。
まず、道の角の尾根を登り始めます。

というか、その尾根を稜線までひたすら進んで行くのが今回の登山ルートです。
少し登ると、作業道らしきものがあるので、よーく見て、尾根から逸れない範囲で作業道を使います。ただ、尾根をひたすら登る方が無難です。

作業道が尾根から逸れる地点の手前で尾根に取り付けれそうな所から尾根に戻ります。
尾根は杉林なのと時期も時期なので、全く茂っていません。
そこそこ急です。

登山道ではありませんが、登りやすいと言っちゃあ登りやすいです。
標高1100mちょっとの地点から少し緩やかに進みます。

ゴールの東山がチラホラ見えました。山頂付近は木がないのが分かったので、景色が期待できるとテンションが上がります。
このコース、ごくごくたまにピンクテープがありますが、基本ないと思ってください。
雪もあるところがあります。が、アイゼンがいるほどではありません。
そして、稜線に向けての登りに入りました。この辺は、さすがに雪が結構残っていたのと、多少斜度もあるので4本爪の軽アイゼンを付けました。

軽アイゼンとストック1本で楽々登れます。
そして、稜線に出ました。
木がないので、景色はなかなかです。暗い森を抜けてなんで、絶景とすら感じます。

そこで、左に折れ、東山山頂を目指します。稜線なので、雪は全くありません。

基本的に、膝くらいの笹藪です。
登っている人はいますので、ほんのり道らしきものはあります。
最後の登りに差し掛かります。腰以上の藪の高さもあり、めんどくさかったです。

そして、東山山頂に登頂しました。
山頂には三角点があります。あと、木に結びつけられた小さな山頂プレートも。

景色は、氷ノ山等を望む360度のパノラマです。木に覆われているイメージを勝手に持っていたので、最高の気分です。


コーヒーを飲みながら遅めの昼食を取ります。おいしさ120%です。
山頂から先の鳴滝山までの縦走路が設定されていますが、道はもちろんありません。それにずっと低い笹が続きそうだったので、やめました。
代わりに、峠の方に下山して沖の山林道を歩いて帰ることにしました。
山頂からは、来た道?を引き返します。
さっき登ってきた稜線の所から、今度はまっすぐ進みます。
さっきの尾根と違って、こっちはたまにピンクテープがあります。

しかし、尾根自体が広いので、かなり分かりにくいです。
それでも、道っぽくなっている所もあるし、ピンクテープもあるので楽勝かと思いきや、結構、何回も逸れました。
なので、自分の位置が確認できる登山地図アプリはあった方がいいと思います。
この下山路も、最初は緩やか目ですが、最終的には、まあまあ急になります。
そして、色々苦戦すること、標高1100mちょっとの峠に下山できました。

ここまでの尾根も雪はほとんどありませんでした。
しかし、ここからの沖ノ山林道にはめちゃめちゃ雪が残っていました。登山口の手前までのほとんどで雪が残っていました。正直想定外でした。

スノーシューやわかんが欲しかったです。
雪が結構残っていたので、峠からの4㎞ちょっとの林道歩きも約1時間かかりました。
そして、戻ってきました。
なかなかの達成感を感じました。
東山登山ですが、完全に雪が解けた直後の4月下旬あたりが一番のねらい目だと思います。
峠から登れば、かなり楽に登れるのではと思いますが、ちゃんとした登山道はないと思ってください。
景色もいいので、中国地方4番目の高峰と考えれば、登ってみる価値はありです。
とはいえ、マニアックな山であることは間違いなしです。
最後に、峠付近も車を置けるスペースはありますよ。
『コースタイム』 登山口 → 90分 稜線 → 20分 東山山頂 → 60分 林道の峠 → 60分 登山口
2026年4月上旬